-『続々 頭骨の箱』へ続く
母からのメッセージを解読するのは難しい。
「毎日草刈りと橘のあけみでした♡」
...
事物の本性、及びその名(On The Nature of Daylight)を冠する楽曲について
映画「メッセージ」で語られる、未来を思い出し続けるという時間への認識は絵画にもひどく通じていると感じる。
大作の合間にスタミナを求めふらふらと餃子を買いに出たはずが、キッチンの流しがこんなことに
自分の体重とワインの度数は0.5幅単位で当てられるようになってきた。励みます。
ようやく屍から人に戻って来たので、あの丸栄ガクブチ様に初めて郵送での販売をお願いした所、大変迅速かつあたたかなご対応を頂き2日後には自宅に、、、美しい梱包、欲しかった筆100本弱、及び会員カードまで、、
昔はとても近くに住んでいたのだが、20年を経てこうしてお世話になるとは、、伏見育ちを初めて(いえ、改めて)誇りに感じた。この度は誠に有難うございました。励みます。
容れ物がない 両手で受ける という夢で起きる
"人が金魚を作っていくのではなく、金魚自身の目的が、人間の美に惹かれる一番弱い本能を誘惑し利用して、着々、目的のコースを進めつつあるように考えられる" 岡本かの子(金魚繚乱)
絵画も似た所があるなぁと作者を調べてみると白日会創立会員のひとり、岡本一平の妻で岡本太郎の母であった。濃い
しばらく記憶がないが、踏み止まる。生かして下さっている皆様に感謝しかない。
自律神経が崩壊して眠れない日々が続いている。絵を描くにはその位で良いが、人間としての限界を感じる。
美徳は弱さや負により規定され挑戦され続けるとニーチェは言うが、言語化出来ない空白や人には言えないような物事も確実に含まれる。
それらを包括してきた芸術という分野は悲しくてとても尊い。
おかげさまで、無事姫路での個展が終了いたしました。
あたたかく迎えて下さいました山陽百貨店の皆様、瀧川社長の並々ならぬご尽力により、緊急事態宣言下にも関わらず誠に多くの貴重なご縁を賜り、地元のお客様方に自作をご覧頂き、ご意見を伺い、初日のみの在廊ではありましたが言葉に尽くせない事ばかりで、、
この度は本当に有難うございました。
自作をみて少しでも元気が出るような、心に寄り添うような作品を目指し一層精進して参る所存でおりますので、これからも何卒宜しくお願い申し上げます。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
2021年6月9日
久保尚子
大事な物事や決断ほど自分で負わなければならない。他者に委ねてしまえば責任すら取れないという意味においても
そして
救われ続けている
水面下での攻防とその勇姿に
全てを仕方ないで済ませたら滅びる
"過剰に供給されるものに意味はない"
という経済学における言説。それでは今は
巻きロールから100, 60, 30 号のキャンバス張り 所要時間1時間半
今後の記録タイム改善の為反省点を模索していて小品締切前日と気付く。暑い梅雨の日に少し体温が下がる
しかしながら個展DMは私の手元に届くのだろうか、、緊急事態宣言、休業要請は更に再延長となるのでしょうか 明確な根拠やデータを示して欲しい。美術館、美術画廊、諸々、この一年でいつ密になったのでしょうか。文化とは、、
消えたくなる事は多いが、負けへん
白くて丸いもの達 (三回目
尚子ちゃんは友達いるの?僕達は友達だよね
と気遣ってくれる優しい甥と
明日は朝からキャンバス張りの限界に挑戦したい。
ネバーギブアップ アウフヘーベンズ
無事に開催される事を静かに祈りつつ個展用の残りの作品を全て発送し終え小品の描き込みをしていたのだが、緻密な作業の反動で無性に動きたい衝動にかられ、古い100号,60号,50号,30号を引っ張り出し大作月間に向けておもむろに準備を始めた。
剥がしたキャンバス、釘、木枠、飛び散ったあれこれ、梅雨は全てを抒情的に見せる。金槌や電動ドリル、ナイフやペンチでさえ。(ビスの釘穴が潰れても対応出来る様になってしまった) 恋人募集中です
部屋にいるのが耐えられなくなり夜中に近所を徘徊する。人と話したいが我慢
新 before/after
甥8歳作
梅雨らしい絵かと思いきやタイトルを見ると『爆発』とある 深く頷く
パレット掃除
レシート整理
7時起床
体調が完全に戻り、満開の時期を見計らっていた屋外のバラ園に資料を集めに行く。沢山のマスクの人、町、人間はたくましい。
曇りの筈が快晴になり数時間で力が尽きる。有難うお花達
鎮痛剤が効かず数日記憶がない。ともあれ無事に京都の展示が始まった様で良かった。文化にも矜持があるのです、、本当に
SNS投稿も朦朧としていて定かでないが、ちゃんとお知らせ出来ていたら幸いです。
あまりの情けなさに泣きながら個展用の最後の絵を描くが気持ちが落ち込み全く仕上がらない。痛いと鬱になるらしい。潰したいが額を用意して頂いているので、何とか踏ん張りたい。しかし暗い、、他の絵は明るいので許して頂けるだろうか、、
夕食時に喉(舌?)を痛めて、豆腐しか食べられない日々が続いている。
魚の骨が刺さったのかと泣く泣く咽喉科に行き初めての内視鏡で陸にあげられた魚の気分を味わうも何も異常がないと言われ、無理矢理薬を貰う。何よりも辛いのは飲めない事だ。涙が自然と出て来る。続)
最寄りのスーパーのレジでおもむろに赤いカーネーション(女性限定)を頂く。早くに産んださかいもう子供も大学生で体ばっかり大きくなってしもて、そんなお花なんて貰った事ないのんに、小松菜だけ買っただけでなんかほんますいません、お昼はどうしてもチゲ鍋で、、いやぁなんやろお花見てたらなんか泣けてきたわううぅ、わたし、ちょっと疲れてたんやろか、、(中川家風) などと妄想してしまう程に思いがけず嬉しい出来事で、いそいそと帰宅し巨大な花瓶に水を張り一輪だけ活ける。現実の母は各世帯より鰻が届いて喜んでいる。本当に良かった、今年も。
天を仰ぐように
2021.5.8
12日からの京都の展示があるのかないのか誰にも分からないまま、搬入に向け油彩3点の額装を始めた。百貨店の方々が現場で大変な最中、描き手はひとつひとつ出来る事をやっていくしかない。
1点は初めて箱額を使用、色々な気持ちを込めてドリルを握る。
誰や給付金貰えるからずっとこのままでいいとか言ってたんは(暴言失礼しました)
関西展が今年無事開催の運びとなってもならなくても、どちらにしても泣くと思います、、 昨年からのこの時勢にご尽力を続けて下さっている方々の顔が浮かび、、、 耐えられない
結社の自由に基づき、わたくしこの度結社をつくりました。(続く
ポストを開けたら届いていた。
happy golden week♡ (もう終わりやけど)
鰻を忘れていて急いで発注する。母は鰻が好きだ。ぶれない。
この前時代的一律禁酒法に部屋で黙々と反旗を翻している。アメリカ史上最悪の法律と言われたらしい禁酒法下においては税収は大幅に減り治安は損なわれアル中と犯罪が爆発的に増え数万人が死に、法令遵守の意識が激下した挙句、闇社会や他国マフィア等の台頭、果ては現在まで続く銃社会の引き金になったという。現代日本における文化、そして人権とは。この一年は一体。その前にもっと出来る事があるんではないか。最早、ひたすら描くしかないしひとりで飲むしかない。おつまみはもういらない (暴言は自動的に消えます)
食べれないのに色味が綺麗で初めて買ってしまった。
最終的には醸造するしか、、という不安を抱きながらも小品を描き始める。
日本における洋画、について思考が少し前進した。
明治から昭和初期に特にあらわれる、西洋リアリズムに対しての土着的態度とまぎらかされざるものの水脈
最強魔法カード
またこれを使うその日まで、、私は死にません (昭和の名台詞風)
記憶が無くなる位酔うと発生する悪い癖で、その時話したい相手にいきなり電話をかけてしまう。それは話をつけたいという場合もあれば、無事を確認したいもしくはただ話したいという場合もあり、理性より本能が優先されるという事も考えると、もう駄目や、という状況下に発動する動物的な何かかもしれないしそうではないかも知れない。何にせよ、休業措置下にある美術の方の元気な声が聞けて良かった。
大変な状況にある各位の無事を祈りつつ、自身も気持ちを改めしっかり励んで参りたいと存じます。気をつけます。
Mosquito Bite at April 29th,2021
新しく来年末に大切な個展のお話を頂き、今からその江戸から続く連綿たる歴史を紐解きながら会場の構成を考え始めているが、それまでに日展が2回、白日会1回、及び各展覧会、などを鑑みるとやはり今からとなる。ひとつひとつ、最善を尽くしたい。
マヤコフスキーもプロコフィエフも気合いの入り方が尋常でない。
百年三萬六千日 李白対禁酒法の時代に
かねてよりお世話になっている画商の方に、ワインの勉強するなら絵の勉強してと見事な関西弁で突っ込まれ、学生時代に他大学の公開講座に潜り込み拝聴していた高階秀爾先生による名著、『西洋美術史』を久しぶりに開いた。
P.52《初期中世美術》カロリング朝の項、"やがて宮廷画派の様式は、帝国各地に散在する修道院の写本編纂所へと受け継がれていく。フランスでは、トゥール、ランス、、、"
トゥールと言えば全長10㎞余りもあるフランス最長のロワール川流域に広がる大産地内のひとつの県であり、トゥファと言われる石灰質の土壌から白、赤、ロゼと多様なワインを、、 略
続『鶏の戒名はかしわ、そしてひよこは』
目下の貴重な蛋白源であり、その佇まいには最早虫供養ならぬ鶏供養をしなくてはならないと感じる。
暗くなって来ました(プラネタリウム風)
月の満ち欠け図
※休業前夜のマット加工待ちにて。
可愛い店員さん駆込みにも関わらずあたたかく対応して頂き、また美しい額装を誠に有難うございました。
(各地、予定通り解除されますように・・)
何がどうであろうと明日は世界堂に行かなければならない。
何というセンスだろう、見習いたい。
たとえ山ウドの季節が終わるとしても次はゴーヤがくると思うと耐えられる
諸々が落ち着き数ヶ月ぶりに銀座に出る。こんな私めを気にかけて下さる方々の為にもしっかり頑張りたい。絵の上で何かを差し上げられるよう
そして今もなお (より強く全力で)
救われ続けている。 連綿と続く誇りを内包した魂に。
兎の脚に良く似た太くて大きいものを山ウドだと思い込んでいたが、夕方八百屋で衝撃を受けた。それは見るからに山菜の様な、細くはかなげな姿であった。思い込みは怖い。色々と試した結果、鶏肉と塩で炒めたものが大変素晴らしかった。(2番目はワカメとの酢の物)
ウドというのはまるで花街出身のママが開いた下町の小料理屋みたいな味をしている。
2020 / 2021
同じ様な写真が携帯に残っていた。無意識は怖い。
人間は変わらなくてはならない。だが
山ウドの前で人は何かを取り戻す
名付けの才を見習いたい。
先述の潰した絵の上に珍しく黄系の花を描き始めた。(鳥の名前を持つ薔薇)
昔、黄色の壁を見ていて脳貧血になり卒倒して以来トラウマなのだが、現在黒と白の中間のやり方を作っているので克服を兼ね、淡い黄色からグレイトーンで構成されたような絵に仕上げたい。
部屋で意識がある内は絵を描いており、休憩中に色々やろうと思うと同時に3つ位の事をやっていたりするのだが、食事中に気になっていたSF映画らしきものを観ながらテイスティングの勉強をしてご飯を食べていると、それは大変に壮大且つスタイリッシュな映像で音楽も良く、これは名作かもしれないと真剣に鑑賞を続けていたらいきなり
同じ年に生まれた事を誇りに思える位に優れた映画だからこそ、食事中には観ない方が良いです。
遊星からの物体X (1982年)
関西育ちの性として高くて良いのは当たり前、安いのにめちゃくちゃ素晴らしい、というものを見つけなければ(でないと破産する)という魂が発動しインターネットやら何やらで諸々試した挙句、近所の酒屋で掘出し物を発見した。定価の1/3で売られていて、しかも無料で配達までしてくれ、更に4本買ったら1本無料だという。私は何をしていたのだろうか。
骨格がしっかりしていて、美人。黒系果実、硬質なミネラル、シダー、バニラの熟成香、ほのかなスパイス、タンニンと酸の絶妙なバランス
AOCメドック、図り知れない。
(CS44%/メルロー45%/プティヴェルド10%/CF1%、アルコール度数12.5%)
使いたくないカードの暗証番号など、忘れたい事を記憶から自由に消せるのは唯一の特技かもしれないが、時々本当に賭けのように当てにいく羽目になる
特にみどりの窓口は署名が不可になったので皆さんご注意を
拡張と限定
見たかった初期風景画まで網羅していて圧巻 西新宿
後期も絶対行きます
※コインロッカーは1階入口にしかなく一度エレベーターに乗ると戻れない構造になっているので皆さんご注意を
「中心となるものが、立体とし(て)おさまり、周囲の空間がたしかな奥行をもって、バランスがかもし出す健康的、絵画的実感」
という上記投稿をした事を全く覚えていない。春乱
(但し、夜は疲れ果てた生者の為にある)
桜は死者の為にある
展示に向けた新作を色々始める気力が戻って来て花屋を巡る。休館日の恩恵
聖母との邂逅で正気を取り戻した。その高潔で美しい在り方に救われる。そして約束する(関西弁で)。
何がどうであれ自分達の仕事をしていく事
潰して顔の無かった鳩を加筆(発表予定無し)。暗い絵を描きたくないし見れない。自尊心や陶酔に満ちたものも見れない 病
描き始め
5月の展示で素描も出品する事になり、部屋にいる内に着手
貴重な機会なのでしっかり仕上げたい
昼間の勘違いと夜の悔恨
今期を乗り切る最強の布陣
(※脱 清涼飲料水&特製オートミール粥弁当)
体重、増やさない。肌、荒れない。病まない。
久しぶりに部屋にいられる幸福。締切をひとつ終え夜更かしをしている。別れや死別に。 結局先述の絵は潰して新しい絵を構想している。理想的なモチーフは浮かんでいるものの、、見つかりますように
花間一壺酒 供花の最も美しい季節 青山墓地
■大作用額縁の補修 ■壁の穴埋め ■気になるその隙間に
埋まらないものはない パテ
埋めてみせます パテ
開発された人有難うございます
目下の気晴らし 大人の試験対策(品種編)
複雑で奥深い世界は絵と良く似ている 大変素晴らしい
続 身体が潰れそうな春の明るい絵(描き始め その2)
気に入らないとどんどん潰してしまうのでこれは残るのかどうか。励みたい。大作も
訳の分からない事に
(エアブレーメン)
訳の分からない事に
春2021.2
モランディ展以来の丸の内
絵画の力を垣間見る。今日の絵画とは全く別物 圧巻
番外編
いつも立ち寄る八百屋で初めて目にした白いタワシの様な巨大キノコ(直径10㎝程)がその見た目からか手に取る人が少ないようで2パック50円で売られていた。味が全く想像出来ないものの、キノコなら恐らく大丈夫だろうと豆乳鍋を作成する事にした。エリンギ、しめじも共に入れたものの、この白い物体が一番美味しい(今鍋においては)という衝撃の結果となる。しっとりとなめらかで、人が食べてはいけないような蠱惑的な肉感もありながらそこはかとなく上品な食感を兼ね備え且つ繊細な味を纏うその名もヤマブシタケ。(以下wikipediaより抜粋)
"子実体はかさや柄を形成せず、ゆがんだ球塊状をなし、径も高さも8-25㎝程度になる。日本名の由来は、子実体の外観が、山伏の装束の胸の部分についている梵天(丸い飾り)に似ているためといわれる。地方名としては「ウサギタケ」や「ハリセンボン」とも呼ばれる。また、鹿児島県の一部では「ジョウコタケ(上戸茸)」の名で呼ばれるが、乾燥したヤマブシタケが水分をよく吸うことに由来しているという[2]。英語圏ではライオンの鬣キノコ(Lion's Mane Mushroom)、アゴヒゲハリタケ(Bearded Tooth Mushroom あるいは Bearded Tooth Fungus)、ハリネズミタケ(Hedgehog Mushroom)、アゴヒゲハリネズミタケ(Bearded Hedgehog Mushroom)、 ポンポンタケ(pom pom mushroom)などさまざまな名前を持つ。"
国別の名付けセンスを垣間見れるのも良い。
今後も是非入荷が続きますように。
昼の気晴らし 1
制作の合間にチゲ鍋作成(料理酒が切れモンペラを投入)
玄米おじやまで辿り着き大作に戻る。筋トレも。
安易な情緒は否定されていい。情報も
本日買い物帰りに見付けた一輪。
いそいそと大作に加える(直描き)
描き始め (P6)
無骨に大作を描いていると小品が描きたくなる症候群
先日、素晴らしい鴉の剥製をまとまって目にした。
歳や性別や職業も個体差でしかないという昨今の所感であるが、彼等の姿形はその言葉が具現化されているようで全く見飽きない。下記の一節を思い出した。
すべて、腐爛(くさ)らないものはない。谿(たに)のかげ、森の窪地、うちしめった納屋の片すみに去年の晴着(モード)はすたれてゆく。骨々とした針の杪(こずえ)を、饑えた鴉が一丈もある翼を落としてわたる。
立春。
鬼は外という気持ちで絵の具を塗る。時節の変わり目は身体が潰れそうになるが様々な場面を想像して踏みとどまる。
夜中の気晴らし 2
親の仇の様に野菜と魚介を煮る(1食分)
夜中の気晴らし 1
半熟煮卵づくり
今日は八百屋が休みでパクチーを買えなかったので明日こそ絶対に作りたい。魅惑のトムを。
トムヤンクン!パッタイ!、、ヤムウンセン!
おでんポトフクリーム煮もつ煮トマト煮赤ワイン煮ビーフシチュー角煮ぶり大根おでんミネストローネポトフロールキャベツポタージュ参鶏湯芋煮もつ煮ブイヤベース、、
煮込みは現実逃避の香りを帯び私を誘惑する。
煮込みたい。ただひたすら
寝る前にグルメ漫画をザッピングし翌日の構想を練る。
半熟煮卵なるものを作成したい。(次回に続く)
無関心に於ける比喩、という言葉に尽きる。
「興信所は愛を信じない」
(大日本写実探偵社 T氏は語る)
"そう、現実とは、事実とは、人に伝えられる形となって初めて成立するものです。目撃された印象、レトリックやシンボルに満ちた言葉、そんなものを重ねてみた所で、そこに見出されるのは人間という不確かなものによって夢見られたイメージに過ぎません。レンズを通し、フィルムに定着された真実、冷徹な光学の原理だけが可能とする真実の記録、私は私自身の主観に彩られたこの目を信じない。このカメラのレンズを、私自身の目として生きているのです。
曖昧なもの、不確かなもの、不定形なもの、あの破滅への情熱を呼び起こし、人々の心にありもしない憧れを掻き立てる邪悪な声の源、頑迷な日常に疲れ堅牢な現実に心萎える時、黒い水面を渡る波紋の様に非現実の彼方より押し寄せ、魂を引き裂いて去っていくあの裏切りの風、可能性という言葉はただ未知なるものの内にのみよると囁く現実と虚構の(疲れて来たので以下略)"
永劫回帰論最強説(漢字多目)
餅と人 そして鰊
寝起きに母から餅発送のメールが来て、そのまま冷凍庫の整理を始めた。※寺では鏡開きの餅が毎年大量に出来る為、各自の食事情や冷凍庫を春先もしくは年間を通して圧迫する。しかしながら、今年の私は違う。
餅と永平寺味噌の邂逅の為にも、いそいそと包丁で霜取りに励み、奥に仕舞われた頂き物の北海道特産という30㎝ばかりの糠漬ニシンも気合いで取り出した。そのままの勢いで三平汁なるものを作る。※元来は塩汁とのこと。塩漬のものより味が柔らかくて大変素晴らしい。思いがけず北海道はでっかいどうを知る機会となった。そうして餅を迎える体制は整い、しばし制作に励む。
あれだけ悪口を言っていたのに、という振舞いを見るにつけ、真面目に聞いていた己を恥じ深く自戒する。
態度を変えないということでしかない。
「 捨てろ!!求めるな!」
藤島武二先生による名言 後世とは有難いものです 合掌
芋と人 そして餅
母はレンジで芋を消滅させたらしい。
私は餅を消滅させた。調子に乗らない事だと電話で誓い合う。
温暖である
雪の重さというものが一切なく生存に対する厳しさが不足している。体質として。快適な環境は鋭敏な何かを鈍くするらしい。
牧歌的な顛末にも通じる生温さで、とりあえず暖房は下半身のみに。
父より郵便物が届く。
最強の布陣 (祈祷済み)
多勢に無勢とは言わせない2021.1
迎春
謹賀新年
旧年中は多大なるご厚情を賜わり誠に有難うございました。
気持ちを新たに一層精進して参る所存ですので、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。 合掌
文に始まり文に終わるであろう一年の瀬にて
そういうものに救われ生きている。体も容れ物であれば多少は厳かなのに
実家用 少しずつ進行中 (とりあえず下書まで)
本年 2月8日
尊い (右端は徹子さん)
何故だろう。
役に立つ上にずっと見ていたくなる いっそ神々しい。
描き起こし (f10,部分)
ここから長期戦が開始致します候
野原ひろしが35歳というのには心底衝撃を受けた。外見や言説などあてにできない。乱世
続 描き始め2 (f10,部分)
の右側
ケーキが食べれないので、例年この時期はメリークリスマス!という気持ちで大作の下地を塗る。
新しいシリーズを構想中であります どうか神様
26年目
小6から何となく始まり、反抗期や成人、家を出るなど大体のライフイベントを経ながらも続けて来た実家の年賀状の絵
毎年この時期になると催促が来るので去年どんなのやったかしらとノートを引っ張り出してくる。14,5年前のものなどもおもむろに出て来て人が増えていく様子やら何やらをしげしげと観察する。
しかしながら数年前にプリントゴッコが生産中止と聞いた時の衝撃は忘れられない。インクジェットにはないものがそこにはあったとです。草枕
鳥目にも朝日
描き始め2 (f10,部分)
1→3
今回のアバランシェは初めてバラ農園から取り寄せたもので、モチーフを組んでいる際に容赦無く棘が刺さる所が大変素晴らしい。肌理や肉感、身体性についても考えさせられる。 僥倖。
描き始め(f10,部分)
1→3
マロニエの陽光の監督の別作品から名をとったという花屋さんがあると聞き初めて訪れる。住宅地にひっそりとあるその小さな店舗の中は大変素晴らしいことになっていて、大量の花を抱えて帰宅。今作は全てそちらのバラ達の絵 僥倖。
あんなこと〜こんなこと〜あったでしょ〜
五百羅漢)
会のお姉様と。
精養軒バルコニーより不忍方面を眺む。
こういう時間は多分ずっと覚えてる。
白くて丸いもの編 (エア帰省より抜粋)
最近、良く文末に草という表現を見かけるがあれは一体何を意味しているのだろうか。
私世代で草と言えば、巨大暴力組織"山王"の中に香港黒社会の指導者によって埋め込まれ何十年も組織の一員を擬って溶け込み、命令が出れば一斉に内部より蜂起するという彼等しか出て来ない為、近頃は度々池上遼一先生を思い出す。郷里の生んだ巨人。
氏の作品によれば男の根っ子はなぁ、痩せ我慢なんだよ!とのことですが、女の根っ子も結局はやっぱり痩せ我慢♡なんであります。
夜中に資料をコピーしにコンビニへ行くと、忘れ物らしき原稿が隅の方に放置されていた。
疲れちまったのですね。分かります。
でも原稿はお忘れなく・・
その後、爆破の勇姿に心打たれ数ヶ月ぶりにポテチを手にしていた。ネバーギブアップ ポテト
気に食わなさを越えていけ ぬるい、ぬるすぎる 描き直し(最近の個人的キャッチコピー)
空と屋根が同化してるなぁと朝のホームでぼんやりしていたがふと我に帰る。やはり和の色事典にかかると全く違う色でした。計り知れない。そして読めない。
空:浅藍(うすらん) … 藍白(あいじろ)や瓶覗(かめのぞき)より濃い青
屋根:空青(くうせい) …奈良時代の文献に記された顔料
屋根(下部):浅青(せんせい) …藍染の浅縹(あさきはなだ)に似た色だがもう少し色の範囲は広め
うすうめねずうめねずなにわねずべにねずみやこねず
個人的嗜好としてこの世で鼠が一番苦手なのだがこれらの鼠は大変美しく、何とも言えない気持ちを抱きながらもこの本一冊で大量の早口言葉を発明していこうと考えている。
我々は原始の時代に生きている。
野蛮でも賢明でもない。ただ、中途半端なだけ
合理的な社会なら私を殺すか利用する。
夢を良く見るか?君を気にかけてる。
※とある映画の最後に出て来る手紙の文面 (部分)
kyo bonchi
逞しさを育ててくれた土地(の右半分)
go to の前日
正月以来帰省出来なかった本年も既に10月が終わろうとしている。
納骨と共に久しぶりに甥達と会うので、時節の土産を探しに行く。
帰宅後、梱包前に試着。こんな大人になりませんように
帰宅するとポストに御祝電が 、、
これが日展 、、 恥じぬよう精進いたします
結果が気になりお風呂にも入れなかったという鹿児島の祖母に送る事にした。長生きしてね 孫より
寒露 ≒甘露
昨年を踏まえ今年は展示を絞り作品づくりに集中しようと決めてはいたものの、ようやく大作も手を離れ、描きかけの小品達を存分に時間をかけて制作出来るようになり、描き過ぎては削り、描いては削り、という贅沢な手法で最善を模索している。最早、良い絵を描きたいという気持ちだけで生きて生活している。
世間やネット上では華やかなアーティストという存在で溢れているが、私はどうしても無骨な画家に焦がれるしただひたすらそうでありたい。大事なことは静かに語られるというが大事なものはとても静かだ。
go toで納骨に行く事になり、調べてみると新幹線指定席を(プラン上)指定される。
苦痛だ。だが
サイコパス氏による4タイプ診断
非感情論的な洞察力により構成され大変明晰で良い。
今欲しいもの、と言えばいくらポテチを食べてもニキビの出来ない体 であります。
かつて、平塚市美術館で『画家の詩 詩人の絵』という記念碑的展覧会が開催されるというので絶対いいから見に行こうと言うと、詩って何、ポエム?生きるのがつらいとか何とか?女の人ってそういうの好きだよね、と言われ、この人は絵を描いていても画家ではないんやなぁと衝撃を受けたものだが、最近巷のそういう方達が呟いている事は大変ポエム的であり、とても良く分からない事になっている。
メディアリテラシーとは
(暴言は自動的に消えていきます)
秋
脳外科医が幕末の江戸にタイムスリップするというドラマを見て、東京の見え方が一気に変わる創作の一大スペクタクルに脱帽し、泣いた。
有志でインターステラー&仁会をやろうと有楽町の空に誓う。
色々あるけど頑張ろうという事なんですね
暮らしと絵とはい人
エア帰省
テレビ電話を貰い全力で満喫した結果誰も見えなくなる。
戦え、アウフヘーベンズ 明日はどっち
人間が手段化されるとおぞましさを孕むが、それを真逆に突き抜けていくのは芸術位かもしれんという厳しいものを立て続けに見てしまいとても暗い。
自分の顔より大きくなった自分の絵(サムホール)と共に
この後合流する父にも見せたかったと言ったら作家様が私も含め撮って下さった。巨大看板とアウフヘーベン。新宿。
緊急事態宣言前以来、出張中の父と久しぶりに飲んだ。前日見たばかりのインターステラーをすすめたら惑星ソラリスをすすめられた。38年親子をやっているが映画の話をしたのは初めてかもしれない。知らない事で満ちている。新橋。
信頼や関係性が崩れ去る事には慣れているものの、、
もうそろそろ諦めよう。大人なので。
結局の所全ては自分の問題でしかないという問題に戻る。
2020.8
プリンセストヨトミ的ミナミ
リアルというのはこういう事ですよ。団結と底力を垣間見れた1日だけの夏の思い出。
ソーシャルディスタンス迷子とは言わせない 夏2020
疲れ切って逃亡しようとすればする程様々な物事と遭遇し続けるのは例のあれもしくは地に足が着いているのかどうか。
"洋画"における物質感や肉と花の等価性について、少しだけ思考が前進した。したものの。常に反発するものを大きく抱き込みたい。
そして
救われ続けている。
東西線の駅員さん2名に物凄い勢いで救助され無事明日を迎えられた事は決して忘れない。生きるのはとても険しい。でも時に救われる。全力で
同年代の作家仲間と、自分達世代での親孝行について討論した末の総論
『孫の顔か日展』以上。
oh,bon 4
時代が進み過ぎてわけのわからない事にという最近良くあるアウフヘーベン。帰省はともかく自制をしたい。
oh,bon 3
今年は帰省も出来ず、沢山の御先祖様や多くの打ち上げられた花火玉に見えて来た。
時節柄大作の追い込みをかけづらいので、並行して来年の個展に向け制作を始めた。※画像は6号(部分)
もっと綺麗で厳しくなる予定でおります 誓います
総称について
個人的な話で申し訳ないが、東京におり東京らしさを感じた事を総じて「弾正橋の吉瀬(ダンジョウバシノキチセ)」と呼んでいる。最早説明は不要だろう。
他にも、まさかこんな所でという事には「上野の野口」、もう堪忍してという時の「芝公園のエレクトリック」、はたまた「アメ横の閉店セール」というのもある。夏らしい「怪奇、九段下」など、挙げ始めたらキリがないのでこの辺りで。
またお会いしましょう
2020.8.5
ビールの日に発泡酒を飲んでいた自らを厳しく省みる。馬鹿者が!
ブラマンクを調べようとしたらブラマスクが出て来る時代に。
今春から良く聞く、世界は変わった、という言葉
様々なものが露呈しただけで何も変わっていないと感じる。
負けへん・・
2020.8.1
憲法にもある幸福の追求は絵画の追求とは一切折り合わない。でも、そういう所で強度が増すという一点においてのみ最終的に一致する。ネバーギブアップ アウグスト
小学生になった甥が早くも眼鏡になりかけていると知り衝撃を受けた。遺伝子は凄い。
あのメガネ氏のようにならないといいが。メンデル
逆スイミー
人生の諸先輩方から絶対無理だと言われた。時期が遅過ぎるし芽が出る事などないと。あなたの行為は何も産み出さないと。
カットスイカから芽
馬鹿と言われてもいい。もう何でも良い。ある種の野蛮さでしか生きていられないのでありけり
2020.7.21
昨年の今日も全く同じ文章を眺めていたと知りショックを受ける。成長とは、、とは言えやはり素晴らしかったので再掲する。
"悦ばしき知恵"『幸福者の危険』
-繊細な感覚と趣味を持つこと。精神のなかで選り抜きの最良のことに対しても、結構で食べ慣れた飲食物に対するように、慣れること。力強く、大胆で、不敵な魂を享受すること。常に、祝祭に備えるかのように異常時にも備えながら、そしていまだ発見されない世界や海、人間や神々への要求で心を脹らませながら、平静な眼と確乎たる足取りとで、人生を歩むこと。勇敢な人々、兵士、船乗らが、そこでおそらく短かい休息と慰みとをするように、あらゆる明るい音楽に耳を傾けること。そして、瞬間を最も深く味わいながら、涙によって、また幸福者の菫色の憂愁全体によって、圧倒されること。これらの一切がまさに自分の所有であり、自分の状態であることを、誰が欲しないであろうか。‥‥この幸福をもって‥‥魂のなかでは、人はまた、太陽の下での最も苦悩に耐える生物である!
そして、ただこの価値を支払うことによってのみ、人は現存在の波がこれまで岸辺に洗い上げていた貴重な貝をあがなうのである。人はその所有者として、苦しみにおいていよいよ繊細となり、そしてついには、余りにも繊細になるのである。小さな不満さえも、結局は生を嫌わしいものにするに足りる。-
その勢いと力強さに励まされる。そして繊細さに。
有難う ニーチェ 今年も夏です
乾季
※搬入2日前
on the hot carpet, 3P
oh, bon 2
続 ネバーギブアップ (シシャモセイジャモ)
絵画の持つ良心と捨て身の人間は良く似ていると気付いた。そういうものに励まされ日々描いている。
落款が急遽必要となり、時勢もあり部屋で自作。お客様への多大なる感謝の気持ちと気合いだけで彫り上げました。
大家(おおやさんではなく)になった暁には物凄い石に何かしらがどうかなっているそれはおそろしい印を発注したいと思います。
誓います。
祖母の遺品
ゴーヤチャンプルを炒めていたら指も炒めていた。
おばあちゃん 有難う
2020.7
前 頭骨が上限に達したようなので、こちらに。
唐突だが、物事は大体突然起こる。
折りしも下半期であり、気持ちを改めて臨みたい。
新しいスローガン『仏の顔とマスク、言葉遣いにもマスク』